想い出写真館 No2
私が写真とのかかわりを持った始めての写真である。
貧乏な小作農家の長男坊として生まれた私を写真館へ連れて行き撮影したのだろう。
おそらく祖父が母と連れて行ったと思われる。
私には小学校入学までの写真としてはこれ一枚である。
母が上阪する時にそっと握らせてくれた封筒の中に入っていたのである。
今はその母も他界してこの一枚の写真が母の形見となった。
1942年頃、街の写真館で撮影
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