「私のひとりごと」もついに1周年、この1年を振り返ってみました。

色々なバリアフリーを集めてみました。 私の心のバリアフリーの世界です。

 

その1    平成12/5/10起草

去年はカラーテレビよりもパソコンの方がたくさん売れたそうな!

そりゃーそうだろう 俺みたいなアナログ人間もパソコン2台も

机の置いて、これ、仕事用、これインターネット用てな事を

言ってんだから・・・

 

その11

彼女が逝ってしまった。妻よりも古い付き合いだったのに。

私が大阪に来て以来の付き合いだったのに、私のカメラの前ではいいかっこしたね

良いモデルななってくれたね。子供たちにも人気があったね。

去年の10月には元気だったのに、長い間付き合ってくれてありがとう

ゆっくり休んでください。ご冥福をお祈りします

天王寺動物園の象のユリ子へ

 

その24

衆議院が解散した。八代英太氏は郵政大臣として、車椅子で活躍した。

私の記憶では二人目の障害者であろう。第二次世界大戦の終結に大きな功績を残し、

講和条約の調印に山高帽にステッキと言ういだたちで、外務大臣として参加した

我が郷土出身の重光まもる氏も、障害者であったことはあまり知られていないのでは、

あるまいか。 当時は障害者と言う言葉も、なかったのだろうが・・・

 

その28

「最近、少年犯罪が増えたねー。自分さえ良かったらいい、目立ちたい、殺して見たかった。

有名になりたい、単純な動機だねー。この頃の若いもんは何を考えているのかねー。」

毎日の様に妻は私に問いかける。「ITだのEメールだのPHSだのサッバリ解からん。」

と必ずつづく、こんなアナログ人間である。インターネットでも、教えて見るか????

 

その33

「情報を 探す手段に パソコンが  我が手となり 足となり」

雨降りである。絶好のチャンスだ。愛機と愛妻をお供に城北菖蒲園へ!!

8時の開園を待ってご対面だ。菖蒲の花も雨にぬれ、生き生きしている。

1年ぶりの訪問に懐かしく感じた。

 

その40

「雨、あがり 矢田のあじさい満開に 病の妻は 軽々とシャツターを切る」

以下略

 

その56

最近、よく見かける光景である。わいわい奥様連?がエレベーターに乗りこんできて

車椅子のマークのついた行き先ボタンを押す。やがて、「このエレベーター壊れてるんじゃない」と、

言うと、「閉」のボタンを押す。なかなか閉まらないので、また押す。

そして「このエレベーターおかしいんじゃない」と言う。 私は「あんたがおかしいんだよ」と言うと、

思い切り私は、にらみつられる。私は上の「閉」のボタンを押す、すぐに扉が閉まる。

「それ、ご覧やっぱりこの車椅子用のボタン、壊れてる」わいわい奥様連は言う。

「あんたの頭の方が壊れてるんだよ!」「もうすこし、勉強してよ」私は心の中で叫ぶのである。

 

その71

高齢化社会に避けて通れない介護問題、生活のベースである住宅はどうあるべきか、

住生活の豊かさとは何か。そして、人としていかに生きれば良いのか。

公職を捨て、寝たきりの奥様の介護を選んだ。元高槻市市長の江村利雄氏が2時間にわたって講演する。 

「市長の変わりはおっても夫の変わりはおりまへん」

 

その72

「私は市長を辞めにゃ良かったと思った事があります。写真入で市長辞めて

奥さんの介護に専念する言うてマスコミが、宣伝してくれましたからなー 

何所へいっても私の顔知ってます。飲み屋で好きなビール飲んでたら、あんな事、言ってた人が、

奥さんほったらかしでこんなとこで酒飲んでる。もう奥さんの介護、あきたんかいな。

 ある時、嫁さんの洋服買うと思うて品定めしてたら、何所の娘にプレゼントするんやろうか?

ほっときなはれ、わしだって四六時中、嫁はんの傍にいるわけじゃない、

わしも人間、ビールも飲べば買い物もするがなー」「マスコミさんのおかげで嬉しい事も沢山ありました。

同じように奥さんの介護してる人から色んな知恵もらいました。」

奥様も自立歩行できる様になり痴呆のほうも回復してきたと

ユーモアまじえて話す江村氏の顔に幸せな夫婦を感じた。

 

その74    H12/7/22

私にもバリア(障壁)がある。一つ目は私の指も頭もパソコンについて行けない。

ローマ字入力ができない、今まではひらかな入力ができれば必要がなかったので、

気にもしていなかったのだが、ホームページ作りには欠かせない。

右手人差し指一本の入力で今は何とかしている。

二つ目は、金がない事である。

三つ目は・・・・・

沢山のバリアがある、誰かわたしのバリアを取り除いて一

高齢者や障害者から見れば馬鹿げたバリアなのかも知れない。

 

その100   H12/8/21

「私のひとりごと」も100回を迎える事ができた。嬉しい限りである。

これも、バリアのないインターネットの仲間の支援のお陰である。

毎日、見て頂いている「ひとりごと」フアンもいるようである。

毎回、クイズに挑戦しているフアンもいるようだ。住宅に関する質問も沢山頂いている。

私のホームページはこんな方々が作っているページでもある。

毎朝、ここに書く事のできることに感謝しなければならない。

 

その104

私のメル友にはいろんな人がいる。

昭和10年生まれでご自分のくらしを日記風に書いている人。

目がご不自由で音声による書きこみしてメールを送ってくれる人。

手がご不自由ですべてのことを足でなさる方。

この方とは一般の方が使うオセロを対戦させて、

いただいたことがあるがなかなかの腕前である。

針に糸を通してボタン付けもする。もちろん、バソコンも足で使う。私より入力は早い。

なぜこの方々を紹介したのかと言うとこの方々の努力に感銘を受けたからである。 

最近の不祥事はこの方々のような努力が足りないのである。

大変な、うぬぼれであろう。会社組織も、親たちも、学校も、

健常者といわれる人達すべてに言いたい。

この方々のように最大限の勉強をし、最善の努力をすれば、

最近の不祥事のほとんどが防げると思うからだ。

 

その106

最近住宅メーカーのチラシ広告や新聞広告からバリアフリーの言葉が消えた。

私の思ったとうりになった。バリアフリーにすると建築費が安く上がるし、

ユーザーに良い印象をと、もくろんだ様だが、一部に使用するのには安上がりになりうるが、

住宅金融公庫のバリアフリー基準に対応しようとすると、そうはいかないと言う事がわかってきたらしい。

それにそれほどの需要も見込めないのであろう。住む人それぞれにバリアが違うからだ。

私は、生涯住む人それぞれのバリアを、取り除く事に専念しようと思っている。

 

その109

普段は、「自分は障害者なんだ」って意識して生活している訳ではないんだ。

みんなが普通に生活しているように、普通に生活しているんだ。(中略)

みんなと違うように 見えるかもしれないけど、私は、そんなに意識してないんだよ。

「歩く」って事だってみんなが普通に歩くように 歩いてるんだよ。

だから、

歩いているだけで ヘンな目で見ないで欲しい。

歩いているだけで 大変だねぇって言わないで欲しい。

歩いているだけで がんばってるねぇって言わないで欲しい。

私は ただ 歩いているだけなんだから。

みんなと 同じように ただ 歩いているだけなんだから。

 

私が毎日、覗くHPの日記に書いてあった。私の息子もこう言いたかったに違いない。

 

その116         9/6

NHKの「プロジェクトX」と言う番組を私は好きだ。

黒四ダム建設の物語、富士山測候所建設の物語、

カメラのオートフォ―カスの開発秘話等々である。

昨夜は東京タワーの建設に命をかけた男達の物語であった。

現存するテレビ塔では世界一高い東京タワー(333m)の建設に、

携わった一人の技術者と一人の鉄骨組立て職人を中心に、

計画段階から完成までを実写フイルムとそれぞれの証言で、

番組は構成されていた。 

鉄骨組立て職人は東京タワーの鉄塔が組みあがったら、

結婚しようと見合いした彼女と約束し、その翌日を結婚式と決めて、

鉄塔組に命をかけるのである。

この番組を見終わっての感動や清々しさはなんであろうか?

作り物でない本物だからであろうと思う。

 

その126        9/16

昨日は敬老の日、今、手掛けている現場は若夫婦が、

おばあちゃんのためにと改装中である。

今日でこの現場も終わる。私には祝日も日曜日もない。

それどころか最近はほとんどが打合せなどは休日になる。

「おじいちゃんへ

 おじいちゃん、いつも、おしごとご苦労様です。

 これからも、おしごとがんばって、長生きしてください。

 また、いつかデートしようね。」

孫娘の置手紙にほっとする時間である。

 

その163    10/23

最近、電動車椅子を良く見かけるようになった。

障害者や高齢者の方が乗っているのを見かける。

四輪車がほとんどであったが最近は三輪車もある。

道路交通法では電動車椅子(総理府令の基準に適合したもの)は

原動機付き自転車でも自動車でもない。 歩行者として扱われている。

総理府令の電動車椅子の基準の主なものは次の様になっている。

(道路交通法施行規則第1条の4第1項)

1、車体の大きさ 長さ120cm以下 幅70cm以下 高さ109cm以下

2、原動機として電動機を用いる事。

3、時速6kmを越える速度を出すことができない事。

4、歩行者に危害を及ぼす恐れのある鋭利な突起物がない事。

5、自動車又は、原動機付き自転車と外観を通じて、明確に識別できる事。

当然の事ながら歩道を原則として走る、歩道や路側帯のない道路では、

右側を通行する。歩行者同様の配慮が必要である。 

 

その165    10/25

私のHPにも色々なマニアル的データーを書いて見た。

住宅機器メーカーや公文書にもバリアフリーのマニアルがあって色々な

データーを公開している。

しかし、バリアフリーの住宅を考える時には何の役にもたたない。

今、パラリンピックが開かれていて色んな障害を持った人達を見ると

この人のバリアは何んだろうか? 私自身が障害者の方たちに逢った時でも

この方のバリアは何かを見る時にマニアルに当てはまる事はほとんどない。

手すりの高さ一つ取ってもそうである。それぞれのマニアルに違った事が書かれている。

私が高齢者のお宅の手すりの高さを決める時はその人の使っている杖や

履物を見て決める。 杖でその方の手すりの高さがわかる。

履物で歩行の状況を把握する。 それぞれに障害が違うからである。

 

その167    10/27

昨日、久しぶりで立ち寄ったお宅は私のHPで便所の改修工事で紹介しているお宅である。

市から最大限の補助金を頂いての改修工事であった。

便利になった、使い良くなったと喜んでいただいた奥様も今はいない。

久しぶりの訪問にご主人に歓迎され2時間ほどお邪魔をした。その時の話である。 

改修当時は奥様の不便を少しでも減らしてあげたいの一心であったが

今は自分が便利に使っていると喜んでおられる。バリアフリーに改装出来ては良かったという。 

30年ほど前に建てられた建物であったが、色んな工夫で何とかご夫婦のバリアを

取りのぞきたいと工事をしたのが、今、90歳になられたご主人にも役立っている。 

「バリアは実際にその立場にならないと解からない」とご主人はしみじみと言う。

そのとうりである。 歩道の点字ブロックに不法駐車している人も明日は車椅子の生活に

なりうるのであるが、それが実際に車椅子に乗るまでは解からないのである。

人工心臓をつけてバスや電車に乗っている方の為にも携帯電話の電源を

切ってくださいと車内放送しても電源を切る人はいない。

人間としての最低のルールであろうと思うのだが?

 

その176    11/5

いよいよ、交通バリアフリー法が11月15日に施行される。交通バリアフリー法は

正式には「高齢者、身体障害者等の公共交通機関を利用した移動の円滑化の

促進に関する法律」と言う。  障害者や高齢者だけでなく出産まじかの女性、

小さい子供さん連れの方などを含めすべての交通機関利用者が利用しやすい様に

と考えられた法律である。神戸淡路大震災で全壊した阪急伊丹駅を新しく作る時に

この法律のモデルとも言える駅にしようと公共機関や障害者団体等からの、

意見や要望を聞き完成した。あとは使う人それぞれのマナーの問題であろう。

 

その178    11/7

これからの住宅にはバリアフリーが主流となる。

段差をなくし、エレベーターを付け、階段、廊下に手すりを付け

浴室や便所に床暖房(室内暖房)、外回りは玄関ポーチまではスロープ、

玄関内土間には段差昇降機、数えればキリがない。

その上、設置後の維持費も馬鹿にならない。

エレベーターで年額平均5万円ほどかかる。もちろん、電気代は別だ。

しかし、体の不自由な方や高齢者には必要なのだ。

各行政機関は設置工事に対する補助や助成はあっても、

維持管理費までは、到底及ばない。

これからの高齢化社会においては、これも、必要になってくるのではないだろうか?

残念ながら私には、いかに効率の良い機器を選び、効率良く利用できる様に

設計するかと言う事だけしか出来ないのだろうか?

 

その195    11/25

今日、離月月刊誌「WELL」が発売される。

今年、最後の発売で「住宅特集号」である。

体に障害を持つ人達には欠かせない存在となった。

私は4年ほど前にある病院で読んでからは発売の日を

待ちどうしく思う一人となった。

そして私のインターネットでホームページを作るきっかけを

作ってくれたのも、この「WELL」であった。

本日、発売の「住宅特集号」には私も微力ながら

ウイルメイトとして、お手伝いできたことと嬉しく思っている。

今夜、現場から帰って「WELL」を見るのをいつも以上に楽しみにしている。 

 

その196    11/26

バリアフリーライフを応援する生活情報誌「ウイル」のご紹介です。

☆特集 そろそろ家のコト。 住み心地のよい空間ってなんだろう?

●対談/中北幸×大瀧雅寛 建築家が語る「住み心地の良さ」は、生きるための哲学だった     

●お宅訪問・東京都杉並区/鈴木ひとみさんの住まい (「車椅子の花嫁」筆者)  

 隣り合いながらも独立型、理想の二世帯バリアフリー住宅。 他、5名のお宅拝見!!

●居心地の良さを左右する、空間心理のおはなし

●ハウジングお役立ち便利グッズ

●ショールームへ行こう!ハウスクエア横浜・住まいづくり体験館

●賃貸住宅編   その1 部屋探し体験記 その2 車いすユーザーのためのハウ・ツー部屋探し

●賢く利用したい、助成金や融資制度

●全国都道府県の高齢者・障害者住宅整備事業一覧

●ちょっとしたポイント教えます!リフォーム業者の探し方

●編集部おススメ!バリアフリー対応の業者さん (設計事務所として紹介されています)

【特別企画】

●ウイルメイトが乗った★寝台特急カシオペア Resort Scene in Hokkaido

●Will WONDER EVER SEE?  はたしてスティービー・ワンダーは目が見えるようになるか?

●働く障害者のための弁護団 ~こんな弁護士さんだったら気軽に相談できる「働く障害者の弁護団」

●Voice インタビュー 赤塚不二夫(漫画家)「目の不自由な子どもにも、マンガで描くギャグのおもしろさを 

 知ってもらいたいの。オレの子どもの頃はね、 みんな一緒に遊んだり、学んでたんだよ」

●インタビュースペシャル  ◎ついにCDデビューが決定!  「LoveTALKER」リーダー 朝霧裕インタビュー 

◎「命をくれたキス」著者/鈴木ひとみさんインタビュー    

 

その210     12/10

小さな親切

  あなたもできるバリアフリー

 あなたのその手、その優しい心を

        ちょっと、お貸し頂けませんか?

              それであなたもバリアフリーの達人です。

 

その212     12/12

バリアフリーの住宅を計画する時に何時もバリアに逢う。

高齢者や障害者の意見が率直に私に伝わらないのである。

高齢者の場合は息子夫婦がバリアとなる。

高齢者  「ここにも手すりが欲しい」

息子夫婦 「ここは駄目、かっこ悪いから」 これで終わる。

障害者の場合、障害者以外の人と打合せだ。

本人と打合せしたいのだがなかなかさせてもらえない。

騙されて高い不用な物まで買わされるのではないか?と思うのだそうだ。

また、そんな業者が介護保険施行以来、増えているのも事実の様だ。

情けない事だねー 

「せっかくバリアフリーにするのだから私の希望も聞いて!」(高齢者、障害者の代弁)

 

その273        2/11/am6.00

ある会社の社長さんはお母さんの為に車椅子を買うことになった。

ところがお母さんは車椅子は要らないというのだそうだ。

よくよくその社長さんに話を聞いてみると、車椅子に乗せて歩けば転ぶ事も無いし、

移動時間も短縮できるし安全であると言うのだ。

お母さんの言い分は、すこしは時間がかかるが歩けるし、杖を使えば足腰も弱らずに、

同年輩にも、恥ずかしい思いをする事がないと言うのだ。 さて皆さんは、どう思われるだろうか?

この社長さんは、親孝行のつもりであろうがお母さんにとっては心理的な障壁である事は

間違いないのではなかろうか?

新設「バリアフリーの部屋」より ご意見をお寄せ下さい。

 

その279        2/17/am6.00

「春よこい、早くこい、歩き始めたみーちゃんがおんもへ出たいと待っている」

そんな歌があった。 最近の子供は外で遊ばない。

小さい子供は親が公園などに連れて行かねばならないからであろう。

小学生になると学校から帰って塾だの、習い事だのとで遊ぶ暇も、

無いのであろう。 子供にとってはこれもバリアなんだがね―

 

その287        3/2/am7.00

☆やさしい心 あなたもできる バリアフリー☆

 

その301        3/15/am6.20

☆小さな親切 あなたも出来る バリアフリー☆

 

その326       4/9/am5.30

平成12年4月11日、私のホームページは産声を上げた。

初心者の私にとってここまで続けられるとは思っても見なかったことである。

私のつたないページにアクセス頂いた皆さんのお陰であり感謝している。

これからも、私を応援していただきます様に心からお願い致します。

「このページがみなさんのお役にたちますように」頑張ってまいります。

ご声援よろしくお願い申し上げます。

私の独断と偏見に満ちた「大阪バリアフリー事情」は障害を持った方々の、

ご意見によって誕生致しました。 ご協力ありがとう御座いました。

これからも、ご遠慮なくご意見、ご相談、ご要望をお寄せ頂きますように、

このページの続く限り「大阪バリアフリー情報」の継続をお約束致します。

 

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