春を呼ぶ炎の祭り『成仏寺・修正鬼会』 2006/2/2

今回は少し変わった撮影方法をご紹介(「初歩の写真教室」風)しながら

『成仏寺・修正鬼会』をご紹介します。

西の空には三日月が輝いている。 しかし、点火前の大松明にピントを合わせたことで満月となった(@_@;)

この場合ストロボを発光させれば月はまったく見えない状態になる。 (長時間露光)

両方とも鮮明に見せる為には合成する方法しかない。

灯明に照らされた水行場へそれぞれの持つ松明が行く。

ストロボは当然届かないので灯明と松明だけの光源で撮影している。(長時間露光)

水行が終わり戻ってくる松明、点々と見えるのは道中を照らす灯明(長時間露光)

水行を終わって帰る鬼達、遠くからのテレビカメラの照明で撮影

水行を終わって帰る鬼達、自前のストロボ発光

大松明をシュリエット、本堂を背景にしている。(長時間露光)

本堂内では法要が営まれている。門前の外灯の照明で撮影。

ストロボは前の仁王像まで程しか届かない。(長時間露光)

4本の大松明に点火される。(長時間露光)

点火された大松明。 テレビカメラの照明で撮影

担ぎ手の鬼達が集まってきた。 テレビカメラの照明で撮影

大松明の前で読経がされている。 テレビカメラの照明で撮影

一本目の大松明が建てられている。 (長時間露光)

水行場の灯明を前景に4本の大松明が建つ。 

灯明と大松明の間は20m近い。 ストロボを発光させれば灯明だけが鮮明に写る。 (長時間露光)

4本の大松明 川の対岸から撮影 (長時間露光)

大松明が倒されて参拝者の前を火の粉を散らして走る。 右端はテレビカメラの照明 (長時間露光)

今回はほとんどが長時間露光とテレビカメラの照明を活用しての撮影でありました。

極一般的にはストロボの届く範囲は5〜10mでありほとんどの写真には発光させていない。

ストロボ未発光、その他はオートにカメラを設定し三脚で固定した場合の撮影である。

長時間露光=2分の1秒〜30秒(カメラ任せの自動)

修正鬼会はこの後小さい松明に分けられて各家々を廻り、

五穀豊穣、家内安泰の福を授けて明け方まで続く。

この続きは『成仏寺修正鬼会』 2013年(平成24年)1月28日撮影

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